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産業医選任に掛かるトータル費用は?報酬以外に見落としがちなコストや手間も徹底解説

エムスリーキャリア健康経営コラム編集部

健康経営に関するお役立ち情報を発信する「健康経営コラム」編集部です。 産業医紹介サービスを提供しているエムスリーキャリア株式会社が運営をしています。 全国31万人以上(約9割)の医師データベースを活用し、あらゆる産業保健課題を解決いたします。 お困りの企業様はお問い合わせボタンよりご相談くださいませ。

一定規模以上の事業所では「産業医」という医師を選任する必要があります。しかし、産業医選任には様々な形でコストがかかります。ここでは、産業医選任に必要なコストを説明し、コストを抑えながら、ニーズに合った産業医を選任する方法について紹介します。

産業医選任で考えるべき費用・コスト

労働安全衛生法(安衛法)により、従業員数50人以上などの条件を満たす一定規模以上の事業所では、産業医を選任する義務があります。条件を満たしたために、産業医を急いで探したり、選任する産業医を増やしたりしないといけない場合もあります。産業医を見つけ、契約するためには、様々な形でコストがかかってしまいます。産業医選任にはどのような費用・コストがかかるのでしょうか。ここでは4種類の金銭的・時間的コストに分けて説明します。

産業医の報酬

まず、必要になるコストが選任された産業医に支払う報酬です。産業医報酬の金額は、専属産業医(常勤)・嘱託産業医(非常勤)かどうかや、事業所の地域、企業規模、業務内容、業務量などの条件によって異なります。
例を挙げますと、日本橋医師会(東京都中央区)が公表している資料があります。この資料では、嘱託産業医の報酬として、月額報酬75,000円(従業員数50人未満)~250,000円以上(従業員数600人~999人)となっています。この額には地域差があり、愛知県医師会の資料では月額報酬50,000円(100人以下)~185,000円以上(901人~999人)となっています。いずれにせよ、従業員人数が増えると、産業医報酬も高くなっています。

産業医を探すコスト

次に考えなくてはならないコストが、産業医を探し、見つけるまでにかかる人的・時間的なコストです。
日本医師会認定の産業医は、99,799人(2018年の調査)です。決して少ない数字ではありませんが、このうちアクティブに産業医活動をしている医師の数は、2015年の調査では3割前後と報告されていますので、約3万人です。一方で産業医の選任が必要な事業所数は約16万事業所ですので、新たに産業医を見つけることが困難になっています。
また、安衛法や労働安全衛生規則では、従業員数が50人を超えるなど、産業医を選任しなければならない状況になってから14日以内の選任を求めています。遵守しない事業者への罰則も規定しているため、場合によっては時間的猶予もなく、担当の方が集中して対応しなければならず、さらに人的・時間的コストが必要になります。

選任後のコスト

さらに選任後にもコストが必要になります。嘱託産業医の場合では、定期的に来社日の調整や業務内容を伝達するなどのコミュニケーションが必要になります。また、突発的な出来事によって契約内容の変更を依頼しなければならい場合があります。その際に、産業医との慣れない交渉・コミュニケーションによって人的・時間的コストを要してしまいます。

ミスマッチした場合のコスト

その他に忘れられがちですが、選任後に産業医の仕事ぶりが自社に合わない、求めていた業務に対応してもらえないという隠れたコストがあります。これは単に社風に合わないということだけでなく、業種の事情を斟酌してくれないことがあります。医師の多くは特定の診療科に携わっていますので、自分自身の専門とする診療科に囚われがちです。そのため、専門とする診療科以外の広い業務への対応が不十分ということがあります。
例えば、精神科・心療内科が専門外の場合、メンタルヘルス不調による休職者の復帰可否判断で、主治医診断書通りに対応してしまうというケースがあります。事業所の業務内容を考えると、とても働けそうにないのに、産業医が「主治医診断書に復帰可能と書いてあるから」という理由で復帰可能としてしまうという事態が発生した事業場があります。このような場合、その職場が困るだけでなく、復帰した本人も短期のうちに再休職してしまう等の弊害が発生し、現場での時間的なコスト負担が大きくなってしまいます。

採用方法別・産業医選任コスト比較

産業医の選任方法にはいくつかの方法がありますが、どのようにコストが違うのでしょうか。もちろん金銭的なコストについて注目することも必要ですが、それだけでは不十分です。産業医を選任する上で重要になるのは、自事業所での課題解決や重視したいポイントにマッチする産業医を見つけることです。これにより産業医契約後に人的コスト・時間的コストを下げることができます。5つのパターンに分けてその利点やコストについて説明します。

(1)医師会に相談する

医師会は都道府県医師会を始めとして、市区町村単位でも作られていることがあります。そのため、地域に根ざした診療を行っている開業医が所属しています。産業医の資格は日本医師会が認定していますが、産業医認定や更新の申請窓口は地域の医師会です。そのため、地域の医師会は近隣地域の産業医の状況について把握していますので、相談すると産業医を紹介してもらいやすいです。しかし、医師会の所属しているのは開業医がほとんどですので、自分自身の病院・診療所の空き時間しか対応できないため、選任後に訪問日時の調整に手間取るというコストが発生しやすくなっています。また、医師会は紹介のみですので、職務内容・報酬額などの交渉は事業所で行う必要があり、そこで人的・時間的コストが発生します。

(2)大学医学部に相談する

大学医学部には、必ず社会医学や公衆衛生分野を専門として教育している先生が在籍しています。そこでは医学部の学生に産業保健についての講義・教育を行っているので、高い専門性を持った産業医がいます。そのため、どのような業種であっても、ニーズに沿った産業医活動を行ってもらえるという利点があります。一方で、一般の事業所では大学医学部に産業医について相談する窓口や伝手があまりないため、相談する窓口や伝手を持つこと自体に人的・時間的コストが多くかかってしまいます。

(3)定期健康診断を依頼している病院・健診団体に相談

定期健康診断の実施を依頼している病院・健診団体に相談し、産業医の紹介もお願いできないか相談するという方法です。定期健康診断についてコンタクトを取っているので、容易に(気軽に)相談できるのが利点です。病院・健診団体によっては、産業医が所属していますので、そのまま産業医を紹介してもらえることもあります。一方で、産業医報酬や対応可能な業務内容については事前によく確認してから交渉する必要があります。この段階での確認・交渉については要する時間的なコストが多くなりがちです。

(4)自社の人脈を活用する

自社に人脈も上手く活用することで、産業医を見つけることができます。経営陣や管理部門の知り合いなどを通じて、既に産業医を選任している他の事業所などに相談するという方法です。この場合、懇意にしている事業所が産業医に関するノウハウを教えてくれたり、産業医を紹介してくれたりする可能性があります。しかし、紹介された産業医が自事業所の業態とはマッチしない可能性もあります。このような場合でも、紹介してくれた相手との関係上、簡単には断りにくいためミスマッチによるコストが発生する可能性があります。

(5)紹介サービス(業務委託相談)を利用する

一般的な従業員採用と同様に、医師にも紹介サービスが存在します。そのうちのいくつかは、産業医にも対応しています。多くの医師が登録している紹介会社であれば、自事業所のニーズにマッチした産業医を紹介してもらえる可能性が高くなっています。特に産業医紹介に豊富な経験を持つ紹介会社では、産業医活動内容や報酬金額についても相談することができ、透明性の高い対応が期待できます。一方で、産業医との契約に至った場合は、紹介手数料という形で金銭的なコストが必要です。

産業医紹介サービスのメリット(エムスリーキャリアの場合)

金銭的コストを抑えながらも、ニーズに合った産業医をスピーディに探すことができるサービスになっています。そのため、人的コスト・時間的コストも低減することが可能になっています。ここではメリットを5つに分けて説明します。

(1)初期費用なし・低コスト

エムスリーキャリアでは初期費用が不要で、業界最安値水準の月額3万円~という低コストでの紹介が可能です。エムスリーキャリアの産業医紹介サービスでは状況に応じた3つのサービスを用意していますので、事業所の規模、かけられる予算などからプラン選択が可能です。
また、産業医報酬も月の訪問回数によって異なりますが、料金が明確に提示されていますので、料金設定の透明性の高いことも特徴です。

(2)産業医を探さなくていい

自事業所で必要なニーズや予算を元に、エムスリーキャリアに登録している産業医を紹介することができます。そのため、自事業所で行うと時間的なコストを要する産業医を探す時間的コストを全て無くすことができます。

(3)産業医との交渉、コミュニケーションを任せられる

エムスリーキャリアの産業紹介サービスでは、選任前に候補となった産業医との交渉やコミュニケーションの対応を任せることができます。慣れない交渉を任せることで、事業所側では産業保健におけるニーズを抽出することに注力できるので、従業員の健康状態を改善させることに繋がります。
また、業務内容変更時にも産業医との交渉を仲介することもエムスリーキャリアの専任スタッフに任せることができます。産業医の交代や工場の移転など、イレギュラーな出来事が発生した際にも、事業場と産業医の間に入り、交渉・コミュニケーションを行います。

(4)産業医との日程調整を任せられる

産業医決定後も、専任スタッフが継続して事業所の産業保健活動をサポートします。選任した産業医との日程調整やコミュニケーションの仲介はもちろん、産業医の活用方法の提案や、各種書類のフォーマット作成などの相談も行います。これにより、産業保健周りの業務にかかる事業所内リソースを軽減しすることで、事業所では従業員の課題解決などのより本質的な活動に注力することができます。

(5)全国対応・登録医師が多い

エムスリーキャリアでは、全国産業医を含む医師31万人以上が登録されています。これは日本の医師の約9割に相当します。そのため、エリアを問わず、細かなニーズにもマッチした産業医を短期間で紹介することが可能です。

産業医紹介サービス比較表

産業医選任の費用を考える際には、さまざまなコストを勘案しながら、自社がどの程度のコストを許容できるか検討するのがいいでしょう。
また、もしも産業医紹介サービスを利用する場合は、提供会社によってもサービス内容や料金が異なります。主要8社のサービスを比較表をまとめていますので、以下からダウンロードしてご活用ください。

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