#php if (is_mobile()) : ?> #php else : ?> #php endif; ?>
年1回の健康経営に関わる一大イベントである2022年度の健康経営顕彰制度の結果が、3月9日に、経済産業省から発表されました。選定&認定数は下記となります。
表1 健康経営顕彰制度の選定&認定企業数 ※筆者作成
年度 | 健康経営銘柄 | 健康経営優良法人(大規模法人部門) | 健康経営優良法人(中小規模法人部門) | ||
ホワイト500 | 認定 | ブライト500 | 認定 | ||
2015 | 22 | ― | ― | ― | ― |
2016 | 25 | ― | ― | ― | ― |
2017 | 24 | 235 | ― | ― | 318 |
2018 | 26 | 539 | ― | ― | 775 |
2019 | 37 | 813 | ― | ― | 2,501 |
2020 | 40 | 495 | 1,481 | ― | 4,723 |
2021 | 48 | 500 | 1,801 | 500 | 7,934 |
2022 | 50 | 500 | 2,299 | 500 | 12,255 |
前回紹介した通り、回答数も増えていますが、選定&認定数も順調に増えています。認定は、大規模法人部門では、前年度比128%、中小規模法人部門では、前年度比154%となり、中小規模法人部門では初めて1万社を超えました。つまり、健康経営度調査票に則った取り組みも、多くの申請企業ができ始めていると言えるでしょう。
さらに、3月15日には、健康経営度調査に回答いただいた法人に対し、評価順位や偏差値等を記載した評価結果(フィードバックシート)が、経済産業省のホームページにて公開されました。対象は、日経平均株価を構成する225社のうち約70%にあたる158社を含む約2,000社のフィードバックシートとなり、比較が可能な形(エクセルシート)となりました。つまり、1位からの総合ランキングも出せる形になるということです。ちなみに総合評価第1位は株式会社タニタヘルスリンクとなり、上場企業だとANAホールディングス株式会社です、おめでとうございます!
ここで、顕彰制度を含めた健康経営の取り組みの3STEP(前編) を紹介します。
※筆者作成
顕彰制度への応募は、健康経営度調査票に回答することになるので、STEP1に該当します。また、取り組みにあたり制度や人等の準備が必要となりますので、コストと捉えられます。その後、2019年に公表された健康経営管理会計ガイドラインを活用し、戦略マップや投資リターンを推計します。これによって、健康経営が投資になります。最後にSTEP3として、健康経営を経営戦略として昇華していくのですが、こちらは次回の3STEP(後編)でご紹介します。次回もどうぞお付き合いください。
※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
【参考文献】
健康経営銘柄2022
健康経営優良法人2022
令和3年度健康経営度調査に基づく2,000社分の評価結果
健康投資管理会計ガイドライン
エムスリーキャリアが提供する専属・嘱託・スポット、すべての「産業医サービス」について分かりやすく1冊にまとめたサービス紹介パンフレットです。 お悩み別にオススメの産業医サービスがひと目でわかります。
50人以上の事業場向け
1,000人以上の事業場向け
※有害業務従事の場合は500人以上
単発の面談が必要な事業場向け