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【産業医寄稿】あなたはセルフケア出来ていますか?!

4つのケアとは、具体的には、「セルフケア」・「ラインケア」・「事業場内産業保健スタッフ等によるケア」・「事業場外資源によるケア」になります。
これだけストレスが過多になった時代なので、誰もがメンタルヘルス不調になる可能性があります。だからこそ、誰もがその予防方法を知って、実践する必要があります。

そこで、自分自身でできるメンタルのケアとして、セルフケアが該当します。
ただ、このセルフケアについて、聞いたことがある人がいても、自信を持って「セルフケア出来ています!」と言える人は少ないのではないでしょうか。

 

ストレスとは一体なに?

まず、多くの人が、ストレスを勘違いしています。ストレスと聞くと、ネガティブな印象を持つ人がほとんどでしょう。
しかし、ストレスとはもっと広い意味で扱われるのです。

心理学では、自分にとって嬉しいことでも、悲しいことでも、心や体の外部からやってくる刺激のことをストレッサーといいます。
この刺激に対して、心や体が反応することをストレス反応といいます。

つまり、ストレスは自分にとってネガティブなものだけではなく、ポジティブなものに対しても当てはまるのです。

ストレスはどんどん蓄積することで、メンタルヘルス不調につながる可能性が一気に大きくなります。
だからこそ、早い段階で、自分自身にストレスが溜まっていることに気づくことが、メンタルヘルス不調の予防になります。

 

現代社会は、ストレスが溜まりやすい

たしかに、ストレス耐性は個々によって違ってきますが、現代社会は、働く環境がストレスを感じやすい環境になっています。
具体的には、高度な情報化やグローバル化などが挙げられます。

高度な情報化によって、職場以外でも仕事に関する情報をキャッチできるようになりました。
またグローバル化が進むことで、日本が深夜であっても、海外とやり取りする機会が増えたりしています。その結果、心も体も、仕事から切り離しにくくなったのです。

 

セルフケアで行う3つのチェック

現代社会が、これだけストレスフルなことはよく分かってもらえたと思います。だからこそ、セルフケアが大切です。セルフケアは、日常生活における次の3つの行動に注目して下さい。

この3つの行動が、普段と比較してどこか違うというズレを感じた時には要注意です。そして、それを“気付づき”に変えて欲しいと思います。

A:食べる

「食欲が減ってきた」・「好みの味が変わってきた」・「空腹がこない」など

B:寝る

「寝つきが悪くなってきた」・「途中で何回も目が覚める」・「よく寝た感じがしない」など

C:遊ぶ

「趣味が楽しめない」・「満足感がない」・「何をしてもつまらない」など

 

これらは、体からのSOSであり、この変化をキャッチすることが、セルフケアの入り口です。この変化を無視して無理をしてはいけません。

 

体からのSOSに気づいた後に行うこと

SOSを感じた時は、まずは休息が必要になります。何よりも心も体も休ませることが大切です。先ほどお話したように、現代社会の職場はストレスがたくさんあるので、少しでもストレッサーから離れることが必要です。

仕事のメリハリを意識して、休日は一切仕事に触れないなど、自分の中でルールを作って過ごすように工夫して下さい。

普段、オフィスで仕事をしている人ならば、体を動かすこともお勧めします。球技などの本格的なスポーツでもいいですし、手軽にウォーキングなどでも構いません。体を動かすことはリフレッシュにつながりますし、体を動かすことに集中するので、心も仕事のことから離れることが出来ます。

他にも、友人などと話すこともリフレッシュになります。話の内容は、自分の趣味の話でも、仕事の悩みや不安などでも構いません。

「相談しても妙案や解決策なんては出てこない…」と思う人もいるかもしれません。

しかし、だれかに話を聞いてもらうだけでも不安は軽減する効果があるので、ストレスを感じた時はぜひ相談してみましょう。
もちろん、友人ではなく産業医や保健師などの専門家に相談しても構いません。

 

最後に

メンタルヘルス不調は誰もがなりえます。心が強いとか弱いとかは関係ありません。だからこそ予防が大切であり、正しいセルフケアを行って、自分のストレスのたまり具合に気づき、上手く解消できるようにしていきましょう。

井上 智介 (いのうえ ともすけ)

産業医・精神科医

島根大学医学部を卒業後、様々な病院で内科・外科・救急・皮膚科など、多岐の分野にわたるプライマリケアを学び2年間の臨床研修を修了する。 その後は、精神科医、産業医の役割を中心に活動し、産業医経験は5年以上になる。 産業医としては、毎月複数の企業を訪問し、精神科医や健診医の経験も活かしながら企業の安全衛生の保守や社員の健康障害の防止の活動している。 さらに、全ての国民に医療情報の正しい理解を目標にして、個人ブログやSNSを活用するだけでなく、コラムを担当したり、全国で講演したり、精力的に医療情報の発信を続けている。

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